受け入れられた≠許された

おはようございます
 
不安定なお天気
 
いかがお過ごしですか?
 
 
 
さて今日のリクエストは「許される」です
 
「許す」がテーマになる事が多い中
 
あえて「許される」です
 
その方は
 
『先生、私本当に悔いているんです。
 
我儘だったと反省もしています。
 
本人は笑って許してくれたのですが
 
事ある度に「どうせ」とか「また」と
 
言われるのです。それが辛くて
 
姉が執念深いのでしょうか?
 
それとも私がいけないのでしょうか?』
 
 
 
私達人は過ちを犯します
 
行為的であろうとなかろうと
 
おこした行動が相手にとって
 
「許せない」気持ちにさせてしまいます
 
…「無意識でも悪い事?」
 
…「相手の取りようもあるのでは?」
 
…「うむむ」
 
気付いてない場合や
 
相手の様子で「許されている」と
 
勘違いしている所もあります
 
「受け入れられた≠許された」では
 
無いという事です
 
相手の心の奥底には
 
怒りや悲しみ、憎しみなどが
 
塊となって存在しているのです
 
 これは人間関係の中で多いのが
 
1.夫婦
 
2.親子
 
3.きょうだい
 
と、私の経験上そうなります
 
そして、いつまでも引きずり
 
忘れる事など出来ないのが
 
この関係上だと思います
 
他人ですと離れてしまえば
 
清算する事が出来る場合も多いですが
 
近ければ近いほど傷は癒えにくいのです
 
 
 
では、どうすれば「許される」のでしょう
 
まずは自分の過ちを「反省」する事です
 
おあいこと思っている間は
 
反省など出来ません
 
その時に考えて頂きたいのは
 
相手にも非があったとしても
 
1/2は自分にもあるという事です
 
その部分をしっかり見て感じ
 
反省してください
 
そして、「思いを伝える」です
 
遠い昔の事であったとしても
 
自分にシコリがあるのならば
 
相手にもあります
 
自分のシコリの解放と清算を
 
する為には伝える必要があります
 
気を付けて下さい
 
伝えるつもりが相手の反応によって
 
炎上させない事です
 
自分の解放と清算ですから
 
相手の反応などどうでも良いのです
 
もっと言えば反省が不十分だったと
 
いう事になります
 
どんな場面になろうとも
 
思いを伝えそして「ありがとう」
 
締めくくるのがポイントです
 
清々しい気持ちにならなかったなら
 
それは…
 
お分かりですね
 
 
 
そしてそこから始まるのは
 
「信用を取り戻す」作業です
 
許されたからもうイイでは決してありません
 
それをせずにまたズケズケ行ってしまうと
 
元の木阿弥です
 
デリカシーのある行動が必要ですね
 
「下手に出なさい」と
 
言っているのではないのです
 
また同じ間違いを犯さないように
 
自身の癖を把握するという事です
 
その癖と向き合って成長する事
 
 
 
人間関係に大切なことは
 
「個」である事です
 
下のような思考が存在しているなら
 
決して上手く関係性は築けません
 
★自分は良いけど相手はダメ
 
★共有のしすぎ
 
★執着や独占
 
★利用と計算
 
★嘘と偽り など
 
ばれていないと思っているのは
 
自分だけです
 
相手は全て分かっていて
 
黙って様子を見ているだけです

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