心さまよう

『心さまようておる 前を見ぬからぞ

起こり得ぬ事 心配するより

今を生きよ 幼子のように』



【私なりの読み解き】

「心さまようておる 前を見ぬからぞ」

私達は毎日をどの様に過ごしているでしょう

お仕事されている方は

明日の予定に基づいて段取りや体調管理など様々でしょう

私達は明日、お昼から、1時間後という

近い未来を設定してそれがつつがなくクリアできるように

心身の準備をして挑みます

今、この一瞬以外は全て未来と過去です

その接点が今です

分かり切っている事なのですが案外感じていないのが現実です

未来と言えば3年後だったり10年後のように

遠い先を見がちですが、今より先は未来で、さっきは過去です

この心がさまようとありますが、未来を見ていないという事でしょう

「いえいえ、明日の事考えています」そうですが

心が過去を向いているのかもしれません

例えば明日プレゼンがあるとします

以前大きな失敗をしてしまい不安な気持ちでいる

これは心が過去を向いているからそうなります

では顔をあげて未来を見るとどうなるのか

「大丈夫!成功する」と自分を信じることができます

その違いは結果からみると大きく違います



「起こり得ぬ事 心配するより」

私達はみんな過去の失敗や苦い経験を引きづり

時にトラウマになってしまうことがあります

だから今回も失敗するのではないかと思います

これは起こり得ない未来をそうなる様に

つまり失敗するように設定をしているのと同じです

結果そうなって、「私はあがり症」とか「やっぱり無理なのよ」

と、自分を責めます。責められた心はまた傷として刻みます

次の機会も、また次の機会もそうして本当に出来なくなってしまいます

これは、自分の能力の限界でも、力不足でもありません

自己暗示です

そんなことは必要ないのです

失敗は成功の元です。成功する結果を設定する事

もし、失敗しても次はきっと乗り越えることができます



「今を生きよ 幼子のように」

だから未来は「今」この「瞬間」から変わります

今を信じて、自分を信じて生きる事です

「幼子のように」とありますが

子供頃、また若い頃は無鉄砲な自分がいました

失敗を恐れず、心の赴くまま、感じたままに…

失敗などないのです

過去の経験は全て今のあなたの糧となっています

だから、過去は清算できているのです

新しい未来を創り、軽やかに歩いていくそのイメージこそ

全ての成功へと繋がっています

お互いに今すぐ切り替えてみましょう

明日も明後日も未来永劫




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