思い通りに

『己の思い通りにならぬは

誰かに寄りかかり あてにしておるからぞ

その者の口から出るは誰かのせいであり

己がない

己の思い通りにしたければ

己の道定め 己の足で立ち

その道のつまずきも 己の道と知りて力となる

それも思い通りぞ』

【私なりの読み解き】

「己の思い通りにならぬは

誰かに寄りかかり あてにしておるからぞ

その者の口から出るは 誰かのせいであり

己がない」

この「思い通り」と言うのは「身勝手な」ではなく

「道」や「夢」の様に

踏み出そうとしている事柄を指していると思います

人はみんな悩んだり不安になると

誰かに相談したり心の内を聞いてもらったりします

それは悪い事ではありません

ただ、方向性を「相手に委ねる」事や

自分で決断せずに

「あーしたら」「こーしてみたら」と

人の意見に流され「じゃーそうしてみようかな」は

自分が決定した事ではないと言う事です

踏み出してみると

「あの人が言ってたようにいかないわ」

「結局上手くいかなかったじゃない、聞かなきゃよかった」

と言う風になってしまうんです

意見は意見です

相手もそこまで責任を持って出した

アドバイスでもないかもしれません

だから自分の意思が大切なのです

「私はこうしようと思うけどどうかしら」と

意見を聞く事が大切でしょう

逆に意見に流されていい結果が出る場合もあります

そうすると相手を頼るようになります

「今度はこうだけどどうしよう」

聞けば聞くほど自分の意志はなくなり

そのうち自分ではどうする事も出来なくなり

自分で決断できなくなります

決定権は人ではなく自分にあります

「己の思い通りにしたければ

己の道定め 己の足で立ち

その道のつまずきも 己の道と知りて力となる

それも思い通りぞ」

勿論、この「思い通り」も同じです

よく「道を定め」とメッセージを頂きます

「道」を難しくとらえるのではなく

「目標」だったり「明日はこうしてみよう」

からのスタートで良いと思います

「己の足で立ち」これも単純に

ちっちゃな事一つ一つを

自分で判断・選択・決断する事だと思います

その判断の結果がどうであれ

全て正しいのです

間違いはありません

「つまづき」それはつまづいて泣き立ち止まるのではなく

つまづきは「気付き」であると感じとる

それが大切でしょう

一つ一つ地道にポジティブに事を

クリアしていく事で

いつの間にか道が定まって

日々ウキウキワクワクして

不安や悩み事が少しずつ解消されていく事でしょう

いつのまにか力にっているのです

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