『大きい者は小さい者を受け入れ

小さい者は全てを手放す

大きい者は認め、許す

小さい者は主張と否定

大きい者は視野広く、責任ある

小さい者は己の事だけで人のせい

大きいもの、小さいもの

それは器、器広げよ』

【私なりの読み解き】

「大きい者は小さい者を受け入れ

小さい者は全てを手放す」

人はまず、人に認めてもらいたい気持ちが

前面にきます

どんな人でも多かれ少なかれあると思います

ただ、人生経験や生きてきた中で

「受け入れる」と言う事を学びます

人は皆自分と同じではないと言う事の

気付きがあります

人も「個」であり自分自身も「個」ある

だからこそ損得抜きに「受け入れてみる」と言う

行動が出来るのだと思います

反対に未熟さゆえにまだ学びの途中なら

「全てを手放す」と言う事

これはいつもの「気付きと手放し」ではなく

「もういい!」「どうにでもなれ!」と

投げやりな行動に出やすい事を表しているのでしょう

「投げやりな」行動や言動は

置かれている状況が分かっておらず

「逃げ」の行動とイコールの様な気がします

何の解決も見出さず、煩わしさら逃げる

もっと言えば、折角の成長の気付きを

無視し、「今の自分でいい!」と

言い放っているようにも見えます

幼い子供のようです

「大きい者は認め、許す 小さい者は主張と否定」

経験豊富な場合や様々な苦難の壁を乗り越えた場合

「個」である事を知っているので

相手の全てを理解した上でその人の存在を認め

どんな過ちを犯したとしても許す手段を知っています

「甘やかし」的ではなくもっと深い視点でしょう

気付きの途中では

やってきた過程や今の感情を押しつけてしまいます

良い事であれ、どうであれ

「分って欲しい」の甘えが前に出ます

そして、「個」である事を気付いていないので

相手を認める事も出来ず否定する事が多いようです

相手を否定だけでなく、自分自身もしてしまいがちです

可能性のある自分であるのに否定とは

悲しい事です

「大きい者は視野広く、責任ある

小さい者は己の事だけで人のせい」

様々な経験者はその学びの中で

先見の目をえる事もあります

自分だけの小さな考えにとらわれず

もっと広くもっと先を見ようとします

そして、行動の一つ一つに自信と責任感を持ちながら

進もうとします

躓いてもまた立ちあがり力を付けていきます

一方気付きの途中は「自分」と言うものに執着します

いつもお伝えししている「自分である」ではなく

我欲的な部分です

周りの事は考えないのではなく考えられなく

自分の立場や自分にかかる火の粉が気になります

そして結果、「誰かのせい」で終わらせようとします

壁は前に立ちはだかったままの状態

それにも気付けずに

「大きいもの、小さいもの それは器、器広げよ」

器の大きい人を調べてみました

・自分の過ちを認められる人

・他人の失敗を責めず、解決策を考えることができる

・誰にでも分け隔てない対応が出来る

・自分の感情をコントロール出来る

・どうでもいいと言える

・許す方法を考える

・上機嫌である

器の小さい人を調べてみました

・他人の成功を喜べない

・自分にメリットがないと動けない

・すぐ怒る

・人のせいにする

・人からの評価を気にする

・自分が気に入らない人は無視する

・客観的に見る事が出来ない

・批判が多い

心が痛いです

「器を広げよ」

一歩一歩です

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