『人の「事」が気になるは
己を見ておらぬからぞ
己を見れば 愚かさに気付くであろう
人はそれでも お前のそばにおる
自らの気付きこそ 大いなる成長ぞ』
【私なりの読み解き】
「人の「事」が気になるは」
私達は相手がどう感じ、どう思っているか
そして行動の一つ一つが気になります
相手はどうでもいいのです
どうでもいいは関係ないと冷たい表現ではなく
「私自身」「自分」が軸であると言う事です
「己を見ておらぬからぞ」
自分自身と向き合い自分自身の事を
一番分かっていないと言う事だと思います
自分自身の事を棚にあげ
相手を批判するほど愚かなことはないと言う事でしょう
「己を見れば 愚かさに気付くであろう」
まさに…
「人はそれでもお前のそばにおる」
そんな身勝手な私達であっても
家族や仲間はそばにいてくれる
そして、全て分かった上で寄り添ってくれている
申し訳なく感謝の他、何もないと思います
怒りや嫉妬、我がままいろんな感情をさらけ出しても
それでもそばにいてくれる有難さを感じましょう
「自らの気付きこそ大いなる成長ぞ」
人の批判ほど簡単なものはありません
しかし、感じたいのは
その相手がここまで努力してきた背景です
きっと、相手の変わりはできないことに気づくでしょう
相手ではなく
自分自身です
自分自身が毎日様々な事に向き合い
自らの成長として感じとり
時に反省、時に喜びとなるはず
私達は寄り添うしか出来ません
相手を変える事は出来ないのです
私達は相手を受け入れ許し
寄り添う事
それが大きな成長になるのでしょう
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