『愚痴を言うは 己に感謝足りず
横見て妬むは 今に感謝できず
許せぬものは 全てに感謝できず
感謝せねば 感謝されず』
【私なりの読み解き】
「愚痴を言うは」
毎日多かれ少なかれ人は、私は愚痴を言います
思っても、感じても同じ事
愚痴を言う事がいけない、ダメではありません
愚痴は心のガス抜きです
しかし、いい放して心を不愉快なままにしておくことが
次の愚痴を生みます
「己に感謝足りず」
して頂いた事には感謝しやすいものの
自分自身に感謝する事は簡単ではないですよね
しかし、何よりも大切な自分の心や肉体、
自分を作っている全てものが1つでも欠ける事の苦痛や痛み
その時少しの有難さを感じますよね
そう、すっごく感謝できなくても
「今日も頑張ったね、ありがとう」と寝る前に言いたいですね
「横見て妬むは」
「妬む」この言葉心が痛くなります
自分や自分のまわりの状態を誰かと比べて「いいなぁ」と思う事
でも何が「いいなぁ」なのでしょう
それ以上のものを与えられ持っているのに物・金基準で見ているから
そうなるのでしょう
「今に感謝できず」
まさにそうでしょう
今、生かされている
今、不自由がない
今、おなかいっぱい
今、時間がある
今、大切な人がいる
今、その人達に大切にされている
今、欲しいものがないかも
大きい、小さい
多い、少ない
ある、なし
私達に今必要なもの必要なだけ与えられていますよね
それこそが有難いです
「許せぬものは」
スゴイ仕打ちをされ相手を許せない
騙された、利用された
時間がたっても許せないものは許せない
みんな1つや2つあると思います
した事は必ず返ってきます
された事に仕返ししなくても必ず返ってきます
だから、自身の心を解放してあげる為にも
軽やかに許しちゃおう
「全てに感謝できず」
許せないでいると時間が止まってしまいます
そして心にカギがかかってしまい
同じ事がおこる恐怖感が生まれます
今は許す事ができなくても
今ある事に感謝したいですね
目に映る全てのものに
癒しを与えてくれている観葉植物に
喉を潤すコーヒーに
温かい部屋に
「ただいま」の声に
感謝したいですね
「感謝せねば 感謝されず」
本当に「感謝」の思い、気持ち
感じる事、言葉にする事が
人生に彩りを与えるのでしょう
「ありがとう」
そんな今でありたいです
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